毎日飲めばこんなに元気

疲れたら杜仲でいっぷく

薬用人参に匹敵する漢方、ダイエットにも効果

難波 恒雄 著 1994.05.19 発行
ISBN 4-89295-334-2 C2177  文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


降圧作用などの薬効がある

疲れたら杜仲でいっぷく

杜仲のさまざまな薬効
私がそもそも杜仲に注目するようになったきっかけは、生薬学を自分の専攻分野に選び、漢方を勉強しだしてからです。漢方で用いる薬物の書物である、各種の本草書には必ず杜仲が記されています。それらによると、「人参」「鹿茸(鹿類の幼角)」それに「杜仲」が 三大名薬=@ということになります。
一九七六年に出された中国の研究機関による年次報告書には、杜仲に関して次のように記されています。

・血圧をゆるやかに降下させ、血行障害を改善する。
・利尿効果があり、腎臓病にも治癒効果がある。
・リウマチや神経痛のような関節痛に対して効果がある。
・鎮痛剤としての効果も認められる

杜仲で血圧が下がった
また、同じ中国の南京中医学院の付属病院でも、こんな臨床報告を行なっています。
検査対象者は同病院の高血圧患者一一九人。全員に杜仲のアルコール抽出エキス(一〇パーセント)を一日三回、一回に三〇滴ずつ、最長一年間にわたって服用させました。
その結果、明らかに血圧の降下が認められた人が五一人、効果のあった人が一五人、無効が五三人でした。半数以上の患者に対して、降圧作用があったことを物語っています。
さらに、耳鳴り、めまいなど高血圧にともなう症状となると、約八割の患者が杜仲の服用前に比べてよくなったと報告しています。
杜仲には、昔から、いろいろな薬効があることが知られてきましたが、こうした報告書を読んで、私は改めて、杜仲のもつ薬効のすばらしさに注目せざるを得ませんでした。




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