甜茶はアレルギー性鼻炎・花粉症のAストッパー

くしゃみ・鼻みず・鼻づまりを改善する

鵜飼 幸太郎 著 初版1997.02.14 改訂版2004.01.09発行
ISBN 4-89295-442-X C2177 文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


甜茶の含有成分とその作用 その1

甜茶はアレルギー性鼻炎・花粉症のAストッパー

代替甘味料として注目
甜茶がわが国で注目されたのは、アレルギーに対する効果ではなく、甘味料として生産が可能かどうかでありました。ダイエットブームや高齢社会を迎えて求められているのが、安全で低カロリーな甘味料です。
サッカリンやチクロなど古くから使われてきた合成甘味料はあるのですが、発ガン性が指摘されてから、天然のもので安全性にも問題のないものがさかんに開発、研究されるようになってきました。
このようなときに注目されたのが「甜茶」なのです。
甜茶は実際に飲んでみるとおわかりのように、ものすごく甘いお茶です。初めて飲む人はこの甘さに驚かされます。

甘味のもとはルブソシド
甜茶の甘味成分はルブソシドという物質です。このルブソシドは、天然のノンカロリー甘味料の代表格であるステビア(パラグアイ原産キク科の多年生草本の葉)の主甘味成分ステビオシドと、化学構造が大変よく似ており、ノンカロリー甘味料として大いに期待されました。
化学構造がよく似ているため、ルブソシドとステビアには、いろいろな共通点がみられます。
たとえば、どちらもノンカロリーです。厳密には全くカロリーがないわけではありませんが、実際に使用する量などを考えるとカロリーがゼロと考えても問題はありません。砂糖とは異なり虫歯の原因とはならず、清涼感があり、熱や酸に強いなどの共通点があります。
このように、甜茶に含有するルブソシドは、きわめて安全なノンカロリー甘味料として期待されたのですが、残念ながら、生産価格が高価なものになってしまい、実現しませんでした。
価格面からとうてい砂糖に及ばず、また砂糖の味に慣れているものにとってはなにか物足りなさを感じることもあり、ノンカロリー甘味料として甜茶はいま一歩及びませんでした。



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