美肌アップに野バラの秘薬ローズヒップ

天然のビタミンCやリコピンで素肌いきいき

井上 正子 著 2003.11.30 発行
ISBN 4-89295-440-3 C2177 文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


シミの沈着を防ぎ、美白の素肌に

美肌アップに野バラの秘薬ローズヒップ

シミはこうして沈着する
女性にとって気になる肌のトラブルの代表といえば、シミ。
シミとひと口にいってもいろいろ種類がありますが、年齢を重ねるごとに発生しやすくなるのが、老人性色素斑です。
このタイプのシミは、おもに太陽の紫外線が引き金となって発生します。
太陽の日差しを浴びた皮膚は、紫外線の害から身を守るべく、表皮の基底層にあるメラノサイトという細胞を活性化し、黒いメラニン色素を多量に分泌しはじめます。これが皮膚を黒くし、いわゆる紫外線に対するバリアとして、日焼けした状態を作り出すのです。
しかし通常は、紫外線を浴びる量が減れば、メラニン色素の生成量も自然に減ります。すると、メラニン色素で黒くなった細胞も、表皮のターンオーバーで徐々に剥がれ落ち、肌は白さを回復していきます。
ところが、紫外線を長時間浴びたり、くり返し浴びたりしていると、表皮のターンオーバーが衰えると同時に、一部のメラノサイトが機能障害を起こして暴走し、絶えずメラニン色素を作りだすようになります。
その結果、肌の局所に黒いメラニン色素がつねに居座った状態になるのがシミです。

ローズヒップの抗酸化成分が活躍
ローズヒップに含まれる多量のビタミンCは、メラニン色素の生成を抑える働きがあります。
メラニン色素は、メラノサイトの中に存在するチロシナーゼという酵素によって作られますが、ビタミンCにはこの酵素の活性を抑える作用があるのです。
また、メラノサイトでメラニン色素が生成される過程や、メラノサイトが暴走する背景には、じつは紫外線が生み出す活性酸素が深く関与しています。
さらに、表皮のターンオーバーを衰えさせるのも活性酸素のしわざです。
したがって、ビタミンCに加え、ビタミンE、ビタミンP、ベータカロチン、リコピンなど、強い抗酸化作用をもつ成分を豊富に含んでいるローズヒップは、シミ対策に最適です。
日常的にローズヒップを摂取していれば、シミの発生を最小限に防ぐことができますし、たとえシミができてしまっても、その分解を促す方向に、ローズヒップは貢献します。





その他のお茶とハーブ関連書籍