アフリカの“お茶”

ルイボスティー

体にやさしいアフリカンパワー

前田 浩 著 1994.08.29 発行
ISBN 4-89295-339-3 C2177 文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


体にやさしいルイボスティーの有効成分

アフリカの“お茶”ルイボスティー

ミネラルが豊富
ルイボスの成分を分析した結果、まず分かったことは必須ミネラルが豊富に含まれていることです。
ルイボスに豊富に含まれる鉄、銅、亜鉛、マンガン、さらにカルシウムなどのミネラル類は、健康を保つ上でとても大切な成分です。ミネラルが不足すると、体にさまざまな悪影響が出てきます。
たとえば、肌がかさかさしてくる、新陳代謝の低下や免疫力のおとろえ、体の成長不良など。
さらには、大半の日本人の食事で問題になっているカルシウム不足は、いらいらして、怒りっぽくなるなど精神面への悪影響があることも分かっています。最近話題の閉経後の婦人の骨粗鬆症にもカルシウムは重要です。
周知のように南アフリカは世界に冠たる鉱物産出国です。ルイボスの育つセダルバーグ一帯の赤い大地は、いわばミネラルの宝庫。ルイボスにミネラルが豊富なのもうなずけます。

低タンニン、ノンカフェイン
飲み物としてルイボスティーがすぐれている点は、タンニンの含有量が少ないことにあります。そしてカフェインを全く含んでいない点です。
タンニンは普通の緑茶や紅茶に大量に含まれて、その苦み・渋味の成分となっています。ルイボスティーのタンニン含有量は平均して煎茶の五分の一、紅茶の八分の一と少ないので、非常に口あたりがいいわけです。
胃の弱い人に緑茶、煎茶をあまりすすめられないのはよく知られています。それは茶(とくに緑茶)のタンニンが生体の細胞や組織、あるいは酵素を変成するためと考えられています。
ちなみに、ヒトや動物の細胞を試験管の中で培養し、それにお茶を加えますと、その細胞はたちまちに死んでしまいます。もちろん、細菌やウィルスも死ぬわけですが、ご本尊の人間の細胞がやられては元も子もありません。その点、ルイボスは比較的そのような細胞毒性が弱く、体にやさしいといえます。
一方のカフェインは、神経の興奮を高め、血圧を上げる作用があるため、これが多く含まれる飲み物は、誰にでも安心してあまりすすめられません。その点ルイボスティーは全くのノンカフェインで安心です。
現代人に不足がちなミネラルを含み、かつノンカフェインのルイボスティーは、子どもからお年寄りまで安心して飲むことができるお茶といえます。

※表省略


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