高血圧によく効くギャバロン茶

大森 正司 著 1992.02.14 発行
ISBN 4-938564-87-4 C2177 文庫サイズ 48ページ 本体 250円(税抜)


動脈硬化や脳卒中の後遺症改善にも

高血圧によく効くギャバロン茶

ギャバの働きが脳の活性化を促進
人間の体内にもギャバが存在し、脳機能の促進に努める成分であることは、すでに紹介しました。ここでは、その働きがわたしたちの身体にとって、どのようなよい効果をもたらしてくれるのかを具体的に説明していきましよう。
ギャバは主に、神経伝達物質として副交換神経の活動を促すとともに、交換神経の活動を抑制する働きをもっています。
この交換神経は、血圧調節に主要な役割を果たしており、たとえば市販の降圧薬には、交換神経の抑制に由来するものが少なくありません。
そして交換神経系は、抹消血管の収縮をつかさどっています。つまり、血管の収縮作用にトラブルが生じ、高血圧状態が起こった場合、ギャバがこの神経系に血圧の上昇を抑制するよう働きかけて、血圧値を安定させるわけです。

脳の機能障害にも力強く対処
ギャバは血圧降下以外でも、さまざまな働きかけを脳に行なっています。
たとえば、アセチルコリンと呼ばれる神経伝達物質を増加させて、脳機能の促進をはかることもあります。
または、脳組織での酸素やぶどう糖などの雉理を促進し、脳の血流虻を増加させたりもします。このような働きかけは、頭痛や頭重感、疲労感、のぼせ、耳なり、記憶障害、意欲低下など脳動脈硬化症や頭部外傷後遺症にともなう諸症状、そして脳卒中の後遺症などの改善に最適な効果を発揮します。
もともと高血圧症患者には、ギャバを混ぜた薬や注射が使われており、効用は西洋医学の見地からも、充分に認められているのです。なお、ストレス解消や二日酔いにも効果的ですが、これは別の機会に紹介しましよう。




その他のお茶とハーブ関連書籍